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【地酒ファンなら一度は味わってみたい入手困難の1本「よえもん 山田錦 超辛口純米無濾過生原酒」】

「酉与右衛門(よえもん)」の造り手は、岩手県花巻市に蔵を置く、大正11年(1922年)創業の川村酒造店。

岩手の地酒といえば、日本三大杜氏の1つ南部杜氏の伝統を受け継いだ「淡麗旨口」のイメージで知られています。ところが、「酉与右衛門」は、酸味が旨味をリードする「味系&熟成系」のお酒。他の地酒にない個性的な味わいが「岩手にこんなお酒があったのか! 」と地酒愛好家を驚かせています。

銘柄全体としての特徴は、多品種少量生産であること。生産量が500石(1石は180リットル)ほどの小さな蔵のため、一度に大量の日本酒を仕込むことができません。それゆえ毎回、異なる個性をもったお酒を少量ずつ生産しています。

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「よえもん 山田錦 超辛口純米無濾過生原酒」の味わい

生原酒ならではの溌溂としたフレッシュさ、口にすると、瓶内で発酵により生じた炭酸が独特の味わいを加えて、若々しいボリュームが感じられるのが特徴。

超辛口だがキリリとシャープな味があり、甘くないトロピカルさ、そして山田錦の膨らみある旨みを兼ね備えた純米原酒です!

岩手の地酒らしからぬ強烈な個性で、広く全国の地酒ファンから注目される理由のわかる1本です!

「よえもん 山田錦 超辛口純米無濾過生原酒」の日本酒データ

酒米:阿波産山田錦(精米歩合70%)
日本酒度:+17.50
酸度:1.80
アルコール度数:15%
価格:1,650円(720 ml)
  :3,300円(1800 ml)

「酉与右衛門(よえもん)」誕生、蔵元のこだわり

冒頭でもお伝えした、川村酒造店は大正11年(1922年)に創業した、来年で100年を数える老舗です。創業者の川村酉与右衛門は、16歳から酒蔵で働き始め、弱冠24歳にして杜氏に就任し、南部杜氏組合の創立にも寄与したという記録が残されています。

「酉与右衛門」は、川村直孝氏が2000年に立ち上げたもの。生まれた背景には、地酒ファンなら知らぬ者がない、2つの個性的な銘柄の存在があったといいます。

周囲の酒蔵が「淡麗旨口」な日本酒を造るなかで、ひとり独自の味を追求し、新たな酒造りの方向性に悩んでいた川村氏、そんなときに出会ったのが、香川の「凱陣」と大阪の「秋鹿」でした。どちらも強烈な個性で地酒ファンの支持を集める銘柄ですが、その生原酒を飲んだ際、既成の枠組みにとらわれない個性的な酒造りに、川村氏は衝撃を受けたそうです。

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川村氏がめざしたのは、食中酒としてじっくり飲んでもらえるお酒。「日本酒に華やかな香りは必要ない」という蔵元の言葉どおり、控えめな香りが心地よく、食中酒にも最適な銘柄「酉与右衛門」が誕生しました。

創業者が酒造りに関わった当初に抱いた「人生修行のために全力で酒造りをしたい」との意志を継承するため、その名をとって命名

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は「よえもん 山田錦 超辛口純米無濾過生原酒」を紹介してきました。少量生産のため入手困難のこの1本は今ならサケアイオンラインストアで購入可能です!ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?


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